ロシア政治経済ジャーナルNo.2587 2024/1/22
全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!
北野です。
今日は、読者の押上さまからのメールをご紹介させていた
だきます。
【 メール転載ここから ▼ 】
〈北野様
押上です。
能登半島地震について、お伝えして頂き、ありがとうござ
います。
ご紹介頂いた、「輪島温泉八汐、ホテルメルカート輪島」
の惨状が広く知れ渡って欲しいです。
私は京都生まれの京都育ちですが、
私の両親は石川県珠洲市宝立町出身です。
私も小学生までは毎年夏休みに母の実家に泊まって、
能登の観光名所で有名な「見附島」(別名「軍艦島」)に
は、歩いて10分程度の場所なので、
毎年そこで泳いでいました。
私の両親は既に京都で亡くなっており、
私も中学生になってからは、能登に帰ったのは法事などで
数回行ったくらいだったのですが、
昨年、2023年(令和5年)5月5日に発生した震度6強の能
登地震のお見舞い兼ねて、2023年7月29日、30日に、超久
しぶりに姉と二人で、珠洲市宝立町に住む親戚3軒の家を
訪問しました。
今回の地震で珠洲市に住む親戚が二人亡くなり、
また、その他の親戚も家の倒壊などの被害に合っている
こともあり、この度の地震では本当に心を痛めました。
そんなこともあり、久しぶりにブログに記事を書いてみま
した。
●能登半島地震で思う「能登はやさしや、土までも」
http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-5258.html
昨年、能登に行くまで、
「能登はやさしや、土までも」という言葉はちらっと聞い
たことがある程度だったのですが、
今回の地震を通して、本当にそうだと思いました。
●【能登半島地震ルポ】「家が全壊してるのに、そっとご
飯を出してくれた…」
震災直後の避難所で見た「能登はやさしや土までも」の
精神
(週刊ポスト2024年1月26日号)
https://www.news-postseven.com/archives/20240116_1934172.html/2
●馳浩知事 石川県民の自己犠牲の精神を熱弁「能登はや
さしや土までも」 フジ反町理解説委員長が涙
(スポニチ 2024年1月11日)
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/01/11/kiji/20240111s00042000505000c.html
●能被災地のドラッグストア、レジの使えない真っ暗な店
内に代金を置いて帰る人たち
「能登はやさしや土までも」古くからの言葉、今も
https://maidonanews.jp/article/15103159
(まいどなニュース 2024年1月6日)
また、能登出身ではない人が、能登を応援してくれている
ことにも感動しました。
俳優の常盤貴子さんは、
石川県輪島市も舞台となったNHK連続テレビ小説『まれ』
の出演が縁で、「珠洲焼応援団」の団長を務められていま
す。
常盤さんのインスタグラムを見ると、
能登への愛情深いコメントに溢れていました。
北國新聞にもエッセイを連載されていて、
「私は能登を絶対諦めない」のエッセイを投稿されていま
した。
https://www.instagram.com/p/C16TAQKpvSi/?igsh=MWRmd2wxY2NqbndhNQ==
また、1月12日にNHKで放送された「能登半島地震 被災
地からの声」にも、出演されていました
https://plus.nhk.jp/watch/st/230_g1_2024011247779?playlist_id=d4f85e75-aa2e-4d41-b17e-11160e01dce4&t=1263
(1/26(金) まで、「NHK+」で観れますが、初回登録が必
要です)
21分頃に、NHKの田所アナウンサーが現地の被災者に、
「我々が何かできることはありますか?」と聞いたところ、
「危険なところ来てくれて、声かけて励ましてもらっただ
けで嬉しい」と言われて、
逆に田所アナウンサーが涙ぐむシーンがありました。
この時に常盤さんは、
『「能登はやさしや、土までも」と言われますが、本当に
能登の人は優しくて、我慢強くて、 耐える人なので、心
が心配です』
と言ってくれて嬉しかったです。
常盤さんの2023年7月2日のインスタには、
「撮影でお世話になっていた「輪島温泉 八汐」に今回も
宿泊」とありましたので、
谷口浩之常務ともお知り合いなのかと思いました。
https://www.instagram.com/takakotokiwa_official/p/CuLOirKPOjW/?img_index=1
あと、銭湯ペンキ絵師 田中みずきさんの支援にも感動し
ました。
●東京 墨田区の銭湯 壁画を石川の景勝地に 入浴料の一部
寄付へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240114/k10014320521000.html
こちらのNHKニュースを見たとき、
壁画の見附島が、「あれ、これが見附島かな??」と思っ
たのが疑問だったのですが、
その謎が、田中みずきさんのブログでわかりました。
http://mizu111.blog40.fc2.com/blog-entry-1020.html
<そして、今、何か、自分にもできないかと思いました。
そこで、ペンキ絵に、震災後の今の見附島を描こうと思っ
たのです。
直前まで、震災後の見附島を描いて良いのか、とても迷っ
ていました。
形が変わったことにショックを受けているかたも沢山いら
っしゃるだろうと思え、そういった方々を傷つけてしまわ
ないかとも迷いました。
しかし、何度も北國新聞さんの見附島を観るうちに、自分
の思いが少し変わっていきました。
昇りはじめる夜明けの太陽の光の中で、
一部崩れながらも、しっかりと立ち続けている見附島は、
神々しくもあり、とても美しく見えたのです。
自然の景色は、長い歴史の中で変化していくものでもあり、
この今の見附島をもう一度愛でて、
東京からも被災された方々のことを考えられはしないだろ
うか、と思っています>
私もこの意見には大賛成です!!
私も昨年7月に撮影した見附島をスマホの待ち受けにして
いたので、今回の地震で大きく崩れた見附島の記事を見た
たときに、大変ショックだったのですが、同時に、この
見附島が震災からの力強い復興のシンボルになってくれる
と思いました。
私も微力ながら、「能登はやさしや、土までも」の血が流
れていることを誇りに、能登に明るい笑顔が戻る日を信じ
て応援したいと思います。
いつもありがとうございます。