日本国憲法に「軍隊と戦争の放棄」という独立国家としてはあり得ない条文が盛り込まれた本当の理由 なぜGHQは日本国憲法を「押しつけ」たのか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)


日本国憲法に「軍隊と戦争の放棄」という独立国家としてはあり得ない条文が盛り込まれた本当の理由 なぜGHQは日本国憲法を「押しつけ」たのか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

日本国憲法に「軍隊と戦争の放棄」という独立国家としてはあり得ない条文が盛り込まれた本当の理由なぜGHQ日本国憲法を「押しつけ」たのか
PRESIDENT Online 2022/05/24

堀 新

 

(引用開始)

サンフランシスコ平和条約が1952年4月に発効して日本の占領が終わり独立が回復すると、憲法改正を目指す動きが政界で強まりした。

1955年に旧自由党旧民主党の二つの保守政党が合同して自由民主党が誕生、時の鳩山一郎内閣は憲法改正を国民に強く訴えて1956年の第4回参議院選挙に臨みました。

しかしこの憲法改正を争点とした参議院選挙の結果、改憲派議席は3分の2に満たなかったのです。

さらに1958年に岸信介内閣も憲法改正を強く訴えて第28回衆議院総選挙を戦ったものの、やはり3分の2の議席が得られず、改憲の動きは挫折したのでした。

このように見てみると、日本国憲法は、まず占領下の総選挙の民意で選ばれた国会によて審議を受けて制定され、さらに占領が終了した後、1956年の参議院選挙と1958年の衆議院総選挙の2回、憲法改正の是非について民意の洗礼を受けて現状維持が選択されたということになります。

(引用終了)

 

私見

政権維持や法律の制定・改正に必要な過半数議席は得たが、憲法改正の発議に必要な3分の2の議席は得られなかったということ。

 

堀 新(ほり・しん)

弁護士
1963年生まれ。1987年、東京大学教養学部教養学科第三(相関社会科学)卒業。1987年、株式会社東芝入社、主に人事・労務部門で勤務。2001年~2003年、社団法人日本経済調査協議会に出向。2006年、司法試験に合格、2007年、最高裁判所司法研修所にて司法修習。2008年、弁護士登録。「明日の自由を守る若手弁護士の会」会員。主な著書に『13歳からの天皇制』(かもがわ出版)。

 

明日の自由を守る若手弁護士の会

https://www.asuno-jiyuu.com/

http://www.seihokyo.jp/bengodan/asuwaka.html

 

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