山田まりや「腹痛と吐き気でトイレから出られない…難病の診断を受けた私が健康になった理由」 ほどよい〈食養生〉と育児が、臆病な私に自信をくれた|芸能|婦人公論.jp


山田まりや「腹痛と吐き気でトイレから出られない…難病の診断を受けた私が健康になった理由」 ほどよい〈食養生〉と育児が、臆病な私に自信をくれた|芸能|婦人公論.jp

 

食後から寝るまでに、最低3時間はあける。これはいまも忠実に守っていて、たとえ睡眠時間が少なくなっても、「3時間あける」ことを優先しています。そして夕食から朝食まで、18時間おく。こうして、寝ている間に胃腸をちゃんと休ませるんです。

体調が悪いと、仕事に取り組む時は精一杯「こなす」という感じになりますが、仕事に楽しさを見出すことができたのも、この頃からです。また、せっかく食養生についてこんなに深く考えたのだから、と「マクロビオティックセラピスト」「薬膳インストラクター」「中国漢方ライフアドバイザー」の資格も取りました。

ただこの3つ、勉強していると矛盾も見えてくるんです。たとえば、「マクロビオティック」では基本的に動物性たんぱく質を一切摂らないのですが、「薬膳」ではがっつり。熊だって食べちゃう(笑)。また「漢方」でも、動物由来のものを処方します。

相反する考え方を同時に勉強したことで、結局は「自分に合うものは何か」を常に自分に問う姿勢が大切であると気づきました。それこそが、自分の体をいたわる食養生の第一歩ではないのか。つまり、「この方法でなくてはいけない」と決めつけることなく、まずはひとつひとつ実践していこう、と思ったのです。